2008年1月10日木曜日

木の実に集う野鳥

気温は幾分下がったが今日は朝から良い天気。 もしかして「パンダガモ」に会えるかも・・と房総風土記の丘の坂田ケ池に行ってみた。 着いてみると湖面は何時に無く水鳥の姿が少ない。 のんびり鳥を探しなが湖岸を行くと遠くでガァガァと水鳥に声。 見ると対岸の日陰に群れ集まっている。
ミコアイサ」はいないかなあ・・と丘陵の奥に入り組む池の端まで行ってみたが、鳥の姿は全く無く湖面は只静まりかえっているだけだった。



日陰は寒いが日向を歩いていると心地良い。 陽だまりのベンチに腰を下ろしコンビニ弁当を食べることにした。
頭上でけたたましい鳥の声、何だろうと見上げてみたらベンチ脇の10mくらいの高さのたわわに実をつけた樹に「ヒヨドリ」がやって来たのだ!



しばらく木の実を啄ばんでいた「ヒヨドリ」が飛び去って静かになった。 
湖面を眺めながら弁当を食べていたら小さな陰がよぎる。 見上げると今度は「メジロ」やって来た! 枝の間を忙しく飛び回っていた「メジロ」もそのうち何処かへ行ってしまった。
ふと遊歩道脇の杭に何か動くものがいることに気がつき望遠で覗いてみると、それは「ジョウビタキ」の雌、ちょっと遠いのでもう少し姿を見せて欲しい! ・・と思ったのもつかの間、急に飛立った。
目で追っていたら何とこの鳥も又頭上の実のなる枝にやって来たのだ! とっさにシャッターを押したこの姿はちょっと背伸びしたような変わったポーズの一枚だった。



それにしても鳥が好きなこの樹は一体何だろう? この樹の実は特徴的、だが「ヌルデ」でも「ウルシ」でもないよなあ・・・。 (実はこの樹、後日ウコギ科の「ハリギリ」だと分かってめでたしめでたしでした^^)