2008年12月30日火曜日

師走の田園散歩で試し撮り

今日は年末の大掃除も一段落したし、天気も穏やかなので散歩に出かけることにした。 何時ものように住宅街の外れの用水路の縁をカワセミがいないか目を凝らしながら歩いたが今日も姿は見えない。
国道を横切って京成電車の線路が見える畑に差し掛かると、驚いたことにカラスノエンドウの花に出会った。
見ると辺りには春の花の代表ホトケノザも、ノボロギクと一緒にあちこちに咲いているではないか! 何を間違えて咲いてしまったのか!・・と一瞬思ったが、考えてみると天候のつかの間の好条件を逃がさず懸命に種の保存に努める厳ししくもけなげな野草の営みなのかもしれない。
広い麦畑に出た。 この時期唯一の緑の畑に感激!
側らの道端に水仙が咲いている。 そういえばこの花もこの季節の花だった!・・と思わぬ発見をした気分になる。
切り通しのようになった坂道の崖の上にある馬頭観音堂に正月飾りがしてあった。 そういえばもう明後日はお正月。  




新しいレンズの試し撮り」(EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS)を兼ねた今日のコースは6.5km、これが今年の散歩仕舞いとなりそうだ。

2008年12月28日日曜日

中央水路の夕暮れ(試し撮り)

この時期は大掃除だなんだと家事が多いので出かけるのもままならないのだが、今日も忙しく立ち働かされて気がついたら既に4時近く、外を見ると風も穏やかで周囲の家が夕陽に赤く染まっている。
 ふと新しいレンズ(EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS)でこの夕景色の試し撮りをしてみようと思い立ち、太陽が沈む直前の印旛沼中央水路に急遽出かけてみた。
EOS Kiss Didital Nでは新レンズ最短の18mmは35mmフィルム換算で28.8mm相当、広々とした田圃がほぼ見たままに写せることがこの写真から確認できた。
お散歩用のレンズとして使い勝手を主眼にゲットしたのだが、思いのほかレンズの性能も良さそうだ。 この分だと今まで使っていた17-85mmズームの出番が無くなるかもしれないなあ・・・。

2008年12月26日金曜日

新兵器のテスト

最近その存在を知った18mmから200mmのズームレンズ、EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS、迷ひに迷っていたこの新しいレンズをついにゲットした! これまで散歩には広角ズームと望遠ズームを持ち歩いていたのだが、何の撮る目的も無い気軽な散歩に持ってゆくにはこれは重宝しそうだと思ったから。
そこで家の近くの公園に行ってテストした。 この写真は頂点距離18mmの広角で撮ったもの。 これは一番見た目に近い画角の景色に見える。
これは50mmで撮ったもの。
これは100mm。
そしてこれがこのレンズの限界の200mm。 こんな具合に撮れればまあ散歩の途中で撮りたいものがあっても何とかカバーしてくれそうだ。
近くのネズミモチの樹で鳥の声! 見上げてみるとヒヨドリがネズミモチの実を啄ばんでいる。 とっさに200mmの望遠でこの鳥を撮ってみたのがこの写真。 手ブレ補正も良く効いて、新兵器として大いに期待できそうだ。

2008年12月24日水曜日

冷え込む田園

朝、窓を開けると東の空を覆った雲を透してぼんやりと陽の光が射し込んで、辺りの家々の屋根の霜が鈍く光っていた。 今日は寒い!・・と思わず身震いが出る。それでも減量のためには散歩は欠かせない!
・・と今日は完全装備で散歩に繰り出して、小学校脇の麻賀多神社に差し掛かる。 そこに立つ荘厳な雰囲気のケヤキの老木、何度見ても見飽きない。
この奥の人気も無く静まり返った小学校の運動場から、寒々とした印旛沼干拓田を見下ろす。 太陽の光が無いとこんなにわびしい感じになってしまうとは・・・。 やっぱりお日様はありがたいよなあ・・と思わずにはいられない。
急な樹間の坂道を下って行くと側らの斜面に未だ小鳥に食べられずに残っている柿の実を見つけた。
田圃に出て畦道を行く。  振り返ると、遠くに本佐倉城址が見える。 昔印旛沼からはこんな風に山城が見えていたのだろうか・・・と戦国の世に思いを馳せる。
田圃脇にある一軒の農家、その裏庭に籾殻が優雅な山脈を造っていた。

2008年12月23日火曜日

散歩で出会った冬の鳥

昨日までの異常な暖かさから一転して今朝は例年並みの寒さに戻った。 強い風も治まり天気もまあまあ、歩くにはこの位がちょうど良い!・・と、枯れ草色の田園散歩に出かけることにする。
行く手の草むらから小鳥が飛立って里山の樹の中に消えた。 追って行ってみるとその鳥はツグミ。 今年は早くからこの鳥によく出会う!
テニスコートや野球場がある人影がまばらな町の総合公園にやって来た。 広い公園を巡る小径に数羽の小鳥の姿。 スズメとは感じが違うので望遠で覗いてみたら、その小鳥はアオジだった。 干拓田の芦原ではよく見かけるが、こんな所にも来ているのか!とびっくり。
近くの木の枝に小鳥が飛んできた。 こちらはカワラヒワだ!
しばらくしたら小径のオアジのいる所にカワラヒワが舞い降りた。 見ると喧嘩もせずに何やら一緒に啄ばんでいる。
頭上を比較的大きな鳥が飛んで行くのが見えた。 行く手を目で追って樹にとまるのを確認し、望遠で覗いてみる。 この鳥はなんと「アカハラ」だった!
こんな珍しい鳥も現れるとは、この公園には時々来てみる価値があるぞ・・・と期待が高まった。

2008年12月21日日曜日

初冬の田園風景

昨日は天気予報で全国的に良い天気と言っていたのに、千葉だけは時折雨も降る悪天候にがっくり。 4月からの禁煙で増えた体重の減量のためせっせと歩かねば・・と思うのだが、その意思も天気次第でままならない。
今日はやっとお日様が顔を出したので早速田園を散歩した。 田圃の畦を歩いていたら「イヌガラシ」の花が咲いていた。 一昨日も見かけたこの花、初冬になっても未だ咲いている。
セイタカアワダチソウススキの華やかな時期を過ぎ、さすがに田園は冬枯れ色に染まっている。 今日は何時に無く暖か、湿った空気で遠くが霞んでいる。
田の畦の一際赤いアカザの紅葉に目が留まる。 この時期恒例の風物だ。
暖かい冬の陽光に輝く冬枯れの草原も又この時期の好きな風物。 冬の陽光はほんとにありがたい!
田圃を抜けて昔ながらの屋並の中の小路を行くと、 真っ盛りの生垣の山茶花にほっと目が留まる。

2008年12月19日金曜日

初冬の田園散策

暖かかった昨日に比べ今日は予報の通り平年並みに冷え込んだが、それでも風が無くてそれほど寒く感じない。 久しぶりに近くの田園散策に出掛けみようと何時ものように先ず街外れに用水路沿いを歩く。 カワセミがいないかどうかを探るのが目的だが今日は留守。
橋を渡って田圃の中の小径を行き里山を背にした立派な倉のある家に差し掛かる。

更に行くと、周囲に四季折々の花が植えてある農家がある。 1月になると路地の入り口に植えられているロウバイの花を見せてもらうのを楽しみにしているのだが、今頃は何が咲いているだろう・・・と覗いてみる。 ロウバイの木は未だ葉を付けている。
でもよく見ると、なんと蕾が一杯ついていて中に花が開いているのもある!  葉のあるうちに咲いてるロウバイに出会ったのは初めてだ。
その先の里山の中腹にある妙楽寺を見上げると、センダンの樹が実をたわわに付けているのが見えた。 こんなに一杯実をつけているのを見たのは初めてかも・・・と一瞬思ったが、 そういえば例年だとヒヨドリに大半が食べられた跡を見ることが多いからからかも・・と気がついた。 今年はヒヨドリが来ないのだろうか・・・。
今日は平年並みの気温に戻って寒くなると思っていたが、暖かいお日様と風もない穏やかな天気に汗が滲み出る。 冬の間中このくらいの陽気なら良いのになあ・・と思いながら歩いていると、行く手の柿の木に小鳥が飛んで行くのが見えた。
望遠で覗いてみると、柿の実を啄ばむヒヨドリとそれを見ているツグミの姿! そうか! 美味しいごちそうがあるからヒヨドリは未だセンダンの実を食べる必要が無いんだ!・・・と納得。
やがて谷津田の中の小径に入る。 里山にまだらに混じる黄葉が暖かそうだ。この葉っぱが落ちると北総も本格的な冬になるんだよなあ・・・。

2008年12月18日木曜日

初冬の坂田ケ池

今日は昨日降り続いた冷たい雨も上がって朝から良い天気。 気温も上がってこれまでになく過しよい。 そこで紅葉も終わり木の葉も散って明るくなった里山の景色でも見に行ってみようと、房総風土記の丘の坂田ケ池に行ってみることにした。
北印旛沼近くに差し掛かると、既に成田高速鉄道の橋脚が彼方まで並んでいる! この辺りの景観を江戸時代から眺めてきた村外れの一本の榎木も、この景観の様変わりにはたまげているに違いない。 坂田ケ池に到着。 既に傾き始めた陽に照らされた湖岸の遊歩道を行く。
行く手の径に側らの林の中から何やら小鳥が出てきた。 逆光で見にくいがどうやらこの鳥はアオジのようだ!
池を見ると、枯れた蓮の中からオオバンが出てきた。
枯れ芦の中に何かがいる! 目を凝らして見ると、それは獲物を狙ってじーっと身構えているアオサギだった。
それにしても静かだ。 時折鴨の声と水音がするくらい。 夕陽に照らされた初冬の坂田ケ池と房総風土記の丘は静まり返っていた。

2008年12月16日火曜日

散歩

モミジも終わってこのところ写真を撮るものが無く、カメラをさすりながら何を撮ろうかなあ・・・と悩むことが多くなった。 これもこの季節の年中行事みたいなもの、そうこうしているうちにやがて春がくるのだが・・・。
それにしてもどうしよう・・とうじうじしてるうちに午後も2時、考えた末にともかく散歩してこようと歩き出す。 図書館前に来ると、植え込みが赤く染まっていた。 ツツジの紅葉だ!
公園の階段を登って町役場に入る。 周囲に植えられた山茶花が綺麗だ。 急に冷えこんでここ数日霜が降りているが未だ凍傷にもならずに元気に咲いている。
国道を挟んだ向こう側に立つお気に入りのこのケヤキ、 この辺りでは一番最後まで葉を着けていたのだが、さすがにもうすっかり落としている。
国道脇の昔ながらの小径を下って山懐の集落へ入る。 傾き始めた陽光を浴びて農家の生垣のヤツデの花が眩しく輝いていた。 ヤツデは庭木としてポピュラーだが、素性は一体何者だろうと調べたら、暖地の海辺に生えるウコギ科ヤツデ属の樹だと! ウコギ科と言われればなるほど葉や花の形が似てないこともないか・・と納得。
急な坂道を登って帰り始めたとき、側らで咲いているこの「シロバナタンポポ」に出会った! このタンポポ自体珍しいのに、こんな時期に出会うとはビックリ。 図鑑を見ても4-5月開花と出ているのだから・・・。 それはそうと、図鑑を見てたらタンポポを「蒲公英」と漢字で書いてあった。 こんな漢字を見てもそれとは分からないよなあ・・・と独り言。

2008年12月13日土曜日

再び飛行機見物へ

今朝はあいにくの曇り空、 どうしようか・・と考えていたら先日エアバスA380の写真を見た友達からエアバスA340という機種を紹介されたことを思い出し、それを見に行ってみよう・・と思い立った。 調べたら胴体がやたらと長いユニークな飛行機で、成田を12時に出発するバージンアトランティック航空の飛行機があることを知ったからだ。
11時50分、未だ時間がある・・・と思っていたらなんといきなり誘導路に現れた! なるほど胴体がやたらと長い! ロンドンまでジャンボ機並みの人を乗せて一気に飛ぶのだという。
後で調べたら今日は定刻より15分も早く出発したのだ。 そのせいなのかたまたまなのか、順番待ちの飛行機は一機だけ、あっという間に滑走路に入りエンジンをふかして動き始めた!
そして離陸だ!
エアバスA340には何種類かあるそうだが、この機種は一番胴体が長い600型
頭上に差し掛かった飛行機の頭部のなんと長いことか!
機体を追っているカメラのファインダーの中は長い胴体だけ! これは凄い!・・とびっくり仰天。

2008年12月12日金曜日

シクラメンの季節

一昨日は癌摘出手術後の定期検診、昨日は視力が低下した右目の点検、このところ歳をとって体のメンテナンスが忙しくなってきた。
今日は12月の我が家恒例行事、親戚に配るシクラメンの仕入れに何時もの栽培農家に出かけた。 暖かさが戻って栽培農家のハウスの窓も開け放され、色とりどりのシクラメンが見える。
ポカポカ暖かいハウスの中は出荷を待つ色とりどりのシクラメンで華やいでいる。 暖かいのでオイル代が助かる!と栽培農家の若主人が言っていた。
「あの家にはこのオーソドックスな色の花が良いかしら・・・」といろいろある花の中から選ぶのに一苦労の家内。
「あそこにはこの華やかのが良いかしら・・、それとももっとおとなしいのが良いかしら・・・」等と家内に聞かれて「うん、それでいいんじゃない!」と生返事。
やっと品定めが終わって外に出る。  ふと見上げると、既に蕾を一杯つけたハクモクレンが聳えていた。