2007年10月16日火曜日

3年越しの季節の花

2004年のちょうど今頃、いつもの散策コースで潅木に咲く小さな紫の花に出会った。 それまで見た事もないこの花、次の年も又次の年もなんだろうなあ・・と首をひねって眺めるのみ。 
何時だったか小枝を採取して鉢に挿し木しておいたのが今ちょうど花を咲かせている。

なんとその花が友人のプログに載っていた花の写真に瓜二つ、名前は「クコ」だと判明した! 
3年越しでようやく名前が分かったこの花が、漢方にも使われるあのクコの花だったとは驚いた。
鉢に咲くクコを感慨ぶかく眺めたあと、今度は別の鉢に植わっていたこの蕎麦の花を眺めてみた。
いかにも華奢に見える蕎麦だが、どんな所でもけなげに育って花を付ける生命力の強い植物のようだ。
ふと裏庭を覗くと、狭い庭なのにこんなに生えていたのかととびっくりするほど辺りにはびこったツリフネソウが今盛りと花を咲かせていた。
すらりとしたシュウメイギクも次々と花を咲かせているのだが、どの顔もお隣さんの家の方を向いていていてなかなか写真を撮らせてくれないのだ。
今日は別嬪さんのこの花の横顔をフェンス際に体を寄せて撮ってみた。