2007年10月7日日曜日

キンモクセイの香りが漂い始めた!

昨日、ほのかにキンモクセイの香りが辺りに漂っていることに気がついた。 何時もだと10月に入ると漂い始めるのに今年は1週間くらい遅れている。 
今日の天気は午前中は晴れるが午後から次第に崩れてくるとの予報。 秋を探し歩くのは午前中しかない・・と奥方と連れ立って散策に出た。
野球の練習の声がする運動公園を過ぎ図書館脇に来ると、辺りの木々がほのかに秋色に染まり始めていた。
図書館の裏手の国道を横切るとそこは草の生い茂った空き地、既にセイタカアワダチソウが黄色く染まり始めていた。
けたたましく背の高いこの帰化植物の花も、いまでは秋の風物として欠かせない存在になっている。

空き地を抜け、里山の小径を登って行くと農家の裏手に出た。  辺りに濃いキンモクセイの香りが漂っている。
香りの出所を探してみると、農家の庭先に黄色い粟粒のような花を付けた樹が立っていた。  まだ花が開いているのは見当たらないのに良い香りだけが立ち込める。



古い街並みの屋敷林の中の曲がりくねった小径を往く。 そして又里山の木立の中を下って往き、もうすっかり稲刈りの終わった殺風景な谷津田に出る。
固まって咲いている道端のヒガンバナだけがやけに目立つ。






足元の雑草の中からイナゴやバッタが飛び立つ以外にもう何も無い田圃の畦道を往く。 そのとき
草が生い茂った休耕田の中にサクラタデの花を見つけ嬉しくなる。