2007年8月18日土曜日

ボタンヅルとカラスウリの花

今日は昨日までの猛暑が嘘のようだった。 記録破りの暑さから開放されてほっと一息、エアコンのスイッチを入れることもなく一日を過す。
猛暑が続いて干からびたようになっている庭に出てみると、
片隅でヤブランの花が今盛りと咲いている! この花はこんな暑い盛りに咲くんだったけ?・・・とちょっとびっくり。



暑さにうだっていただけに30℃を切ったでけでも涼しくて心地よい。 午後3時頃までのんびりと高校野球を観戦していたが、印旛沼干拓田近くのボタンヅルがもう咲いているはず・・と思い出し、早速見に行ってみることにする。
もう稲刈りの時期も近い干拓田脇の農道を通ってお目当ての草薮に到着。
耕作放棄で荒れ放題になった畑には毎年大好きなこのボタンヅルが群生するのだ。




この荒地にはこのボタンヅルと一緒にカラスウリが生い茂っている。 見ると咲き終わった花の跡や、今にも咲きそうに大きく脹らんだ蕾がいっぱい付いている。 ふと、何年も前に一度この花を見た感動を思い出し急にこの花を見たくなった。 この花は夜暗くならないと見れないので、大きく脹らんだ蕾を幾つか採取して持ち帰る。
花瓶に刺して電灯の明かりのない暗がりに置いておいたら、夜7時近くなって花を開き始め1時間位で満開。 この花の咲いた姿を始めて見た時の感動が蘇ってきた!
野山でけたたましく茂るこの草からは想像が付かないこの姿、 自然の造形の神秘に触れるような感動に満ちている。