2007年7月25日水曜日

里山の夏の花

昨日に続いて今日も晴れ、関西は梅雨明けしたと報じていたから関東地方もそろそろ明けて欲しいと思わずにはいられない。 なのに明日から又天気は崩れると言っている。 
晴れているうちに里山の様子を見て来ようと、先日ヤマユリの蕾を見た谷津田の奥に行ってみた。

見ると田圃脇の山の斜面に点々とヤマユリの白い花が咲いている。 この場所にフジバカマやヒヨドリバナに混じってこんなにヤマユリが咲いているとは知らなかった。
ヤマユリの花を巡り歩いていたら未だ咲き残るコマツナギに出会った。 見回してみてもさすがにこの前ほどの数はないが、好きなこの花に出会えて嬉しくなる。
更に行くと、一際大きく育ったアキカラマツが花をたわわに付けていた。





この時期にあまり来たことが無かったので知らなかったが、ここにこんなにヤマユリが咲くと分かって大収穫。

今度はヤブミョウガの群落がある里山に行ってみようとそこを後にして農道に出た時、

道に覆いかぶさるように立つ合歓の木に未だ咲き続ける花を見つけた。 この花を見ると合歓好きな人間は撮らずにいられない。




本佐倉城址の誰もいない工事用駐車場の木陰に車を停めてヤブミョウガの咲く里山までウォーキング。 昨日に引き続き湿度が低くて比較的爽やか。 それでも日向の田圃道はやっぱり暑く、木陰道に入るとほっとする。

谷津田の中には既に稲が実を付けている田圃もある。 谷津が奥まった場所にある廃寺跡の大きなサルスベリは蕾をいっぱい付けている。

田圃の畦を通り抜けてお目当てのヤブミョウガが群生する森に入ると、あたり一面あの白い花で敷き詰められていた。 「里山を守る会」が綺麗に手入れしてくれたお陰である。