2007年7月23日月曜日

マクロで覗く庭の花

今日もまた朝からしとしとと霧雨が降る一日だった。 関西は梅雨明けだと言うのに関東地方はほんとに何時まで続くのだろう・・・。 夕方になってやっと霧雨が止んで庭に出てみると、未だ花を付たウツボグサが目に入った。 ふと、100mmマクロに2倍のエクステンダーを着けたらどうなるだろう?・・と早速退屈しのぎに遊んでみることにする。
薄暗いので感度を上げてファインダーを覗くと、ファインダーの中にぼんやり巨大な花が見える。 倍率が格段にアップしたのは良いが被写界深度が極端に浅くなって、手持ちでのピント合わせは容易じゃない!  

近くに奥方が鉢に植えた紫の花が咲いていたのでこれも撮ってみることにした。
鉢から枝垂れて咲いている可憐なこの花、聞いたら「ストレプトカーパス・サクソルム」と言う名だそうだが、ファインダーを通して覗いたこの花のアップはおせじにも可憐とは言えない代物だ! この花の素性を調べたらアフリカ原産のイワタバコ科の栽培種だった。

この前から咲き続けている「アキノタムラソウ」をこのレンズで覗いてみたら、 これもやっぱりあまり可愛い感じがしない。




夕方になると咲き出すハゼランも小さな花を咲かせていた。 
早速覗いてみると、ファインダーの中にはかって見たことが無い大きさで見えている! こういう小さな花を撮る時に2倍のエクステンダーを着けるのは正解だ! と嬉しくなった。 


何か他に試してみるものは無いかなあ・・と見回していたら薮のような庭の片隅に
ミズヒキの赤い花穂が目に入った。 天気が悪いので花は閉じていたが、米粒より小さなこの蕾に焦点を合わせてみたのがこの写真。



こうしてみると、2倍のエクステンダーを着けて撮るのも結構面白い!

明日・明後日は「曇り後晴れ」と天気予報で言っていた。 さーて、どうしょうかなあ・・。