2007年6月14日木曜日

ミズキ咲く里山

今日は朝からどんより雲って時折ポツポツと雨も落ちてきた。 予報どおりいよいよ梅雨の季節に入ったようだ。
今日は奥方の定期検診日。 いつものように車で送って行く途中、里山にミズキの花が咲いているのを見かけたので待ち時間にこの花を眺めに印旛沼周辺の里山を巡ってみることにした。

昔通勤の車窓から眺めた梅雨時の暗い里山に咲くミズキの白い花が妙に心に残っていて懐かしい。
この辺りのミズキはクマノミズキ。 初夏に山で咲いてるのにどうして平地で梅雨時に咲くのか不思議に思っていたのだが、あの山のミズキとは違うことを知ったのはだいぶ後になってだった。


この時期の里山にはもうこのクマノミズキとネズミモチの花くらいしかお目にかかれない。
それにしても段々重ねに咲くこの花の付き方が独特で、遠目でもそれと分かるから面白い。
ミズキを眺めていたら頭上で猛禽の鳴き声! 見上げると、が鳴きながら旋回していたのだ! たまたま望遠を着けていたカメラを空に向けた。
  これは羽の模様からどうやらサシバのようだ!
何か獲物を探しているのか、やがてすぐ近くまで旋回してきた。 でも鳴きながら飛び回っては獲物に悟られるに違いないし・・・、一体何をしてるのだろう?
サシバは夏鳥、もうその季節になってるんだなあ・・・と、ふと感慨に耽ってしまった。