2007年5月31日木曜日

梅雨を思わせる里山

今日は朝から梅雨の始まりを思わせる怪しい雲行きの一日だったが、運動不足解消のために近くの里山を傘持参で2時間ばかり歩いてきた。

緑が濃くなった田圃の畦を歩いていると、陽が照ったり陰ったり、刻々と変わる空に突然綺麗な青空が広がる一幕も。
この時期になるともう見るべき花も無いだろうと思っていたが、里山は意外にも未だガマズミの花が咲き残っていた。
あちこちにウツギの花も未だ咲き残る中でイボタノキの花が目に付くようになっていた。
今里山を飾る花は、何と言ってもこのテイカカズラの花だろう。 あちこちの樹木の天辺まで絡んで咲いている!




里山の縁にはテイカカズラがほんとに多い。 地面を這うものには花が付いていないが、樹木に絡み登るものは殆ど花を付けているのだ。 なるほど、花のプロペラで遠くまで飛んで行くためには高い樹の上で咲くのが理にかなっているのだ。

もう梅雨が始まるのだろうか、歩いていると額に汗が滲んでカメラのファインダーを覗いていると眼鏡が曇って見えなくなる。 これからの季節はウォーキングにも覚悟がいるなあ・・・と先が思いやられる。
汗をかいて家に戻ると、玄関先の植え込みで里山では未だ蕾だったホタルブクロが咲いていた。