2007年4月14日土曜日

風薫る風土記の丘

今日のまるで初夏のような陽気に、ふとフデリンドウのことを思い出し、去年の記録を紐解いてみるとちょうど今頃真っ盛り。 早速家族連れ立って房総風土記の丘へ行ってみた。 
天気に恵まれた土曜日とあって「房総のむら」周辺は何時に無く賑わっている。 

その奥の資料館への道は八重桜と新緑が心地良い。






資料館の駐車場に車を停めて、早速脇の古墳の斜面に目を凝らす。

先ず目に入ったのは初夏のような陽光に輝くキジムシロの花。 この花を見るともう確かに初夏が始まっているという実感が湧いてくる。
あるある! 嬉しいことに今年もあちこちに空色の小さなフデリンドウが咲いている。 
ハルリンドウやタテヤマリンドウにはおいそれと対面が叶わぬが、身近に咲いているこの花に会うのが毎年この時期の楽しみ。 とは言っても何処の里山でも直ぐ見つかるわけではなく、 間違いなく出会える場所はあまりない。

このウマノアシガタもあちこちで咲いている。 別に珍しいわけではないのだが、この光輝く花を撮ることが難しい。 毎回挑戦しては「どーも実際と違う >。<!」と悔しがっている。 今日も早速挑戦、これまでの中ではまあましなほうかも・・・。

片隅の木陰でスミレが群れて咲いていた。 見回してみるとフデリンドウやウマノアシガタは日向を好むようだが、スミレはどうやら木漏れ日を好むようである。