2007年1月24日水曜日

暖冬の池

今年の冬はほんとうに暖かい。 それもこの暖かさは日本だけではないという。 まあ暖かいのは助かるが、季節感が無くなって調子が狂うのにはちと困る。
 ここ数日野暮用が重なって足止めされていたのだが、歯の治療が終わった今日の午後、陽が射してきたので坂田ケ池に行ってみた。 「ミコアイサ」に会えるかも・・と期待していたのだが、やっぱり今日も見当たらない。
池の縁を歩いていたら池の中で賑やかな声、見るとマガモの♀を3羽の♂がパチャパチャと追っていた。 この暖かさで水鳥の世界にも一気に春がやってきているようだ。
池にはマガモやカルガモの姿が多かったが、中に頭が赤茶の鴨が居る。 望遠で覗いてみたらそれは「ホシハジロ」だった。
遠くにマガモのような色をした鳥が泳いでいる。 よく見ると体の模様がマガモとは違う。 ともかくカメラに納めて後で図鑑で確かめたら、それはハシビロガモだと判明した。  なるほどよく見ると、嘴が平べったい形をしている。


この池、見た目よりは結構大きい。 坂田が池の周囲を回るのには結構時間が掛かり、だいぶ陽が傾きかけてきた。
ふと山裾に鳥の気配がして見てみると、何やら見慣れぬ鳥が落ち葉を嘴でけちらしている。 ちょっと大き目のどこかアカハラに似た体型の鳥だった。 これもカメラに納めて後で図鑑で確認してみたら、 どこと無く「シロハラ」に似ているような気もするのだが定かでない。 でもまあしようがないからシロハラにしておくことにする。
この前ルリビタキの♀がとまっていた梅ノ木を見ると、可愛い紅梅の花がちょうど咲き始めたところだった。