2007年1月8日月曜日

新春の田園散策

今日は快晴、強い北風も幾分おさまってきたので印旛沼干拓田の方まで歩いてみることにした。
町外れの屋並を抜けて谷津田に下る。
田圃の畦は未だ枯れ草の世界だが、よくみると、日溜りにはオオイヌノフグリが星をちりばめたように咲いている。 この花、秋口から目にするようになるが、やっぱり初春の花、この時期に出会うのが一番嬉しい。
ホトケノザもだいぶ背丈を伸ばして咲いていた。
草花にはそれぞれ固有の季節感があるからだろうか、鳴子のような種を一杯つけたナズナも、この時期に見るのが一番のような気がする。 違う時期に出会っても感動が湧かないから不思議である。
谷津田を抜けて広々とした干拓田に出る。 今日は空気が澄んでいて、遠く筑波山が見えていた。





昼近くになってきて用水路沿いに家路に戻ることにした。 去年一度も出会えなかったカワセミに出会うことを期待して・・・。 歩いているとあの瑠璃色の羽を輝かせて用水路の上流に飛んで行くカワセミの姿が!
もうどこかへ行ってしまったのか・・と思っていたこの鳥の姿を目にして嬉しくなり、すぐその後を追ってみたが見つけられなかった。
未だ居ると分かっただけでもよしとするか・・と思ったとき、近くの桜の木に数羽のシジュウカラが飛び回っていた。 その中にちょっと色の異なる鳥がいる。 それは初対面のエナガだった。