2006年12月23日土曜日

冬の到来

この時期としては珍しく曇りや雨の日が続いていたが、今朝はようやく快晴の青空が顔を出した。 例年なら家々の屋根が霜で白くなる時期なのに、今年はまだそんな光景を目にしていないような気がする。

あまりに良い天気、大掃除を後回しにして近くの田園散策に出かけることにした。

町外れの坂道を下って行くと、まだ陽が射しこまぬ道端の草が霜に覆われて白く光っていた。





今年は秋が長いなあ・・と思っていたが、冬はやっぱり確実にやって来ているのだ!

陽が射し込み始めた草むらで、タンポポの綿毛がきらきら光っている。





谷津田の奥の里山の縁を歩く。

人の気配に小鳥が休耕田の草むらから飛び出して里山の樹に隠れる。 見るとそれは可愛いシジュウカラだった。




里山を抜けて広い田圃に出る。 歩いていると直ぐ近くの田圃からも小鳥が飛び出して逃げてゆく。

尾の長い小鳥が飛び去って遠くのセイタカアワダチソウの上にとまった。 望遠レンズで覗いてみたその鳥はモズだった。
農家の前の農道を歩いていたら賑やかにさえずる鳥の声。 何処で騒いでいるんだろうと見回してみると、小さな樹にスズメが鈴なりになっていたのだ!