2006年12月4日月曜日

晩秋

今朝は寒かったが雲一つ無い上天気、なのにいろいろ野暮用があって外に出られないのは情けない。 ふと息抜きに外を見てみると・・・

狭い我が家の庭に植えてあるモミジが朝日を受けて赤く染まっていた。 
やっと我が家のモミジも色づいてきたなあ・・と感慨深いのだが、あまりにみすぼらしくて鑑賞に耐える代物とは言えないのが玉に傷。
ふと見ると、咲き始めていたシャコバサボテンが完全に開花していた。 これもサボテンの一種だけあって、よく見るとほんとに艶やかな花だと感心する。 
よく見ると雌しべが紙風船の玉のような形をしていて、周囲を雄しべが整然と並んで囲んでいる。 なにか不思議な感じがして面白い。

夕方、所用で外に出てみたらうろこ雲が赤く染まっていた。 この綺麗な夕焼けを撮ってみたいなあ・・と急に思い立ち、急いで所用を済ませ西の空が良く見える田圃に行ってみることにした。

5分程度で田圃に着いてみると、もう既に陽が沈んでさっきまで赤く染まっていた雲は灰色になっていた。
 「つるべ落とし」とはよく言ったもの、陽が沈むのはほんとに早い。
ふと振り返ってみると、東の空に早々と月が出ていた。
つい数日前まで欠けていた月はもう丸くなっている。 明日か明後日は満月になりそうだ。 それにしても何と寒々とした月だろう!