2006年11月25日土曜日

佐倉城址の秋

今朝は冷え込んだが雲一つ無い秋晴れ、何処か近くで秋を堪能できる場所は無いかとと考えていたら佐倉城址のモミジのことを思い出した。 きっとイチョウ並木も色づいているに違いないと、早速出かけることにした。

ウォーキング大会とやらで賑わう佐倉城址の自由広場に通じるイチョウ並木は、予想通り朝日に輝いて綺麗だった。
お目当てのモミジを見に城跡の谷間に行くと、その巨木は未だ紅葉が始まったばかり。 未だ緑の葉が多い巨木を見上げると、梢の様々な色模様がステンドグラスのように綺麗だった。
鮮やかに色づいた梢に陽光が当って輝く様は格別。 この分だと未だこの後2週間以上は楽しめそうだ。 




この城跡の「くらしの植物園」で「古典菊」を展示しているところだった。 「古典菊」ってどんな菊なのか見たくなって入ってみると、何やら見慣れぬ変わった綺麗な菊が並んでいた。 案内書によると、「古典菊」は平安時代から長年にわたって改良され、嵯峨菊、伊勢菊、肥後菊、江戸菊等の品種として受け継がれて来た伝統的な菊の花だという。

この写真の菊は肥後菊の「御所車」というのだそうだ。
この写真は同じく肥後菊の「松風」というものだそうだ。

それにしても、平安の昔からこんなに進化した菊の花を栽培していたとは驚きだった。