2006年11月8日水曜日

秋たけなわ

今朝は気温が下がって寒いくらいだったが陽が昇るに連れて暖かくなり、昨日の風が嘘のように穏やかな秋晴れになった。 
この気持ちよい天気に誘われて久しぶりに近くの田園を歩いてみることにした。

既に収穫が終わって茶色い地肌を見せているピーナッツ畑の隅で、コスモスが秋の陽射しを受けて咲いていた。
農家の庭のサザンカも、秋の陽射しを受けて暖かそうに咲いている。
里山に差し掛かると、木の枝にカラスウリが下がっていた。 この赤い実を見ると秋も深まったなあ・・・と実感する。




ふと足元にピンクの小さな花を見つけた。

それはなんとホトケノザだった。
毎年夏草が終わったこの時期になると、初春の花の代表のようなこの花によく出会う。 「雑草は一年中花を咲かせて子孫を残すもの」と聞いてはいるが、それでも出会うたびにびっくりしてしまう。
切り通しのようになった里山の小径に差しかかったとき、真っ赤に紅葉した植物が目に入った。 30cmくらいの背丈しかないが見事な紅葉にしばし立ち止まって眺めていた。 この植物、どこかトウダイグサに似ているようだが定かでない。