2006年10月25日水曜日

北総の秋景色

ちょっと風が強かったが、昨日までの雨がウソのように秋晴れの天気になった。 
昼過ぎ、こんな天気に家にじっとしてる手は無い!と急に思いたち、田園の秋の探索に出かけることにした。

北総台地の畑に出ると、収穫が終わって天日干しするピーナッツボッチが出来ていた。 一ヶ月くらい干した後、これを崩して豆の脱穀が始まると冬の到来である。
広い畑を横切って谷津に下ると、放置された田圃でススキが陽に輝いていた。 
例年セイタカアワダチソウの黄色い絨毯になっているのだが、今年はそれがないので拍子抜け。 時折こんな年があるのだが一体どうなっているのだろう。

咲き始めたサラシナショウマを見てからだいぶ経つ。 どんな様子か覗いてみたくなり行ってみると、里山の斜面は花盛り、あまりの見事さにしばしみとれてしまう。  よく見るともう種になっているのも結構あるから、もう一週間もすれば終盤を迎えそうだ。

見るとトリカブトの姿も未だある! 
この花、次から次へと一月近く咲き続けているからほんとに凄い。
干拓田の様子が見たくなり真ん中を流れる水路に行ってみると、なんと60km先の筑波山がくっきりと見えているではないか! 
未だ真冬でもないのにこんなに空気が澄んでいるのは珍しい。