2006年8月15日火曜日

盛夏の草むらに咲く花

今日は朝から台風10号の影響なのか、どんより雲って時折霧雨が降った。 お陰で猛暑にはならなかったが湿度は高くて蒸し暑い。 この時期になると里山にはキツネノカミソリが咲いているはづだがこの天気ではなあ・・・と空を眺めているうちに「でもやっぱり見てこよう!」と出かけることにした。
去年この花が群生していた里山の縁のお墓に行ってみたが、周囲は綺麗に草が刈られて花の姿は全く無い。
仕方なく霧雨の降る谷津田の農道を行くうちに、点々と咲くこの花が目に入った。 やっぱり咲いていた!








霧雨がひとしきり強く降りだしたので今度は西印旛沼近くに行ってみることにした。 既に穂を垂れた広大な干拓田を見ながら車を走らせていると、傍らの草むらに群れて咲く白い花が目に入った。
センニンソウかな?・・と車を停めて見てみると、葉の形からそれはボタンヅルの花だった。 
お盆のこの時期は綺麗に草刈りされるのでなかなかお目にかかれない花だ。


この時期はこの「ボタンヅル」や「センニンソウ」、そして「キツネノカミソリ」位しかなかったかなあ・・と考えたら、もう一つ「クサフジ」もこの近くに咲いてたはづ・・と思い出した。 
さっそくその場所に行ってみたが、そこは綺麗に雑草が刈られていてその姿は全く見つからなかった。
仕方なく「野鳥の森」近くの集落を抜けて帰りかけたとき、キツネノカミソリが群れて咲いてるのが目に入った。 
地元の方々の粋な計らいでこの花だけ残して草刈りされたようである。