2006年8月1日火曜日

再び成東湿原へ

7月の終わりになってようやく梅雨明け宣言が出たと思ったら、まるで秋のように涼しい日になってしまった。 ほんとに今年はどうなってるんだろう・・・。 

自生するコモウセンゴケが咲き出したという情報を見て、今日は成東湿原を再び訪れてみた。

 予想はしていたが湿原の中の木道を歩きながら小さなこの花を探すのは容易ではない。 

ようやく草陰に5cmくらいに広がった葉を見つけた!
この花は・・・と見回してみても目に入らない。 
ふと、ひょろひょろと伸びた茎の先に付いた小さなピンクの蕾のようなものが目に入った。 これがコモウセンゴケの蕾に違いないが見回しても花が開いているのは見当たらなかった。
管理棟に戻って聞いてみると、この花は陽が出てないと開かないのだという。 あいにくうす曇だったので花を見ることはできずがっかりだった。


「例年だと今頃サギソウが咲きますよねえ」と聞いてみると、今三輪咲いてると教えてくれてさっそく見に行ってみた。

小さいうえに木道から遠いので望遠で撮っても小さい画像にしかならなかったが、今年も会えただけでも良かったと満足。
近くにこの湿原に多いこのナガバノイシモチソウが生えていた。 もう花は終わったようだが、 周りに粘液の小さな粒を付け、虫がやってくるのを待っているようだ。



湿原には前回会えなかったコオニユリがそろそろ終わりかけ、ちょうどオミナエシが咲き始めたところ。 湿原の柵際に今年も咲きだしたという「コバノカモメヅル」を探しに行ってみた。

これも花が小さくてなかなか見つからなかったが、名札の立ててある周囲の草むらを探したらやっと見つけることが出来た。 
この小さくて可愛い花を見るのが楽しみなのだが、今年は例年より少ないような気がするが気のせいか・・・。