2006年5月18日木曜日

中央水路の五月雨

今日は奥方の通院日、小雨と霧雨の入り混じる一日だった。 
カメラいじりが好きな人間にとっては最悪の一日。 雨の中でいじって電子部品の塊に化したカメラを壊した経験があるからだ。 以来雨の中ではカメラをいじらないことにしているので今日は車の中でだけにした。

病院へ送って定期検診が終わるまでの待ち時間を小雨降る中央水路脇に車を停めて過ごした。 
静かな水面に雨の小さな波紋だけが動いている。



水路沿いの農道をゆっくり移動。 この雨の中でパラソルを広げて釣りをする人の姿があった。 晴れていればこの水路の両岸は太公望の列が出来るのだが・・・。

ふと見ると白い花が咲いていた。 ノイバラだ! そういえばこの時期ノイバラが咲き始めているはずなのに、未だ里山では出会っていないことに気がついた。



車の窓を開けるたびに賑やかなオオヨシキリの声が聞こえてくる。 すぐ近くの岸辺の葦原で声がするのだが、姿はなかなか現さない。

しばらくゆっくり移動していたら近くの葦にとまったこの鳥を見つけた。 今日は暗くてファインダーに入ってもピントが定かでない。 でもともかくシャッターを押してみた。
こう雨が多くては鳥の繁殖にも影響が出るのでは・・などと寒そうな鳥を見て少々心配になってきた。