2006年5月15日月曜日

里山に初夏の花が・・

きょうは朝から晴れた! でも晴れるのは午前中だけというので里山の様子を見に行ってみることにした。
今年は初夏の花が咲くのは遅いかなあ・・と思いながら田植えの終わった明るい田圃を眺めながら里山の縁に向った。

足元の草むらはスギナの林。 その中に背伸びしてオオイヌノフグリが咲いていた。
田圃脇の用水路の周辺にオランダガラシの群落が出来ていた。 明治時代に渡来したというこの植物は「クレソン」という肉料理の添え物として有名だが、今は湿った場所なら何処でも見られるほどあちこちにはびこっている。
みると花が咲いているのが一株だけ見つかった。 セリの仲間のような気がしていたが、これはアブラナ科の花。 そういえばタネツケバナの花によく似ている。 ここは水が綺麗な場所、これなら夕食のためのお土産になりそうだ。 しめしめ。

里山は新緑が美しく、空気が美味い。 未だ花は無さそう・・と樹木を見ながら歩いていたら遂に白い花の咲く樹に出会った。

これはサワフタギだった。
初夏になるとカマツカとサワフタギの樹が先ず咲き出す。 特にサワフタギは白い花にしては華やかで好きである。
そういえばあの変わったハナイカダも花が咲く頃だが・・と目を凝らして歩いていたら葉っぱの上に乗っている小さな花が見つかった。 
この花、何度見ても不思議でしょうがない。