2006年3月30日木曜日

カタクリの歓迎

今朝、窓を開けたら明るい朝日が射しこんできた。 空気は冷たいが風は昨日ほどではなかったので今日も花見に行きたくなった。 
朝食もそこそこに先ずは毎年訪れる山武市の長光寺に出掛けることにした。 
樹齢300年の枝垂桜がお目当てだが、このところこの老木は花の数が少なくなって気になっていた。
ところが行ってみると、今年は例年になく花の数が多いのだ! これにはほんとに驚いた。





車で往復1時間、10時前には家に戻ったが、今日は青空、ちっと遠回りしてカタクリの咲く里山まで散策することにした。 昨日は冷たい風に花を閉じていた花に再会するのが目的だ。
 
八分咲きになった家の前の公園の桜を眺め、町外れの用水路脇の並木の桜を眺めながら歩く。 空気が冷たいので汗もあまりかかずに心地よい。 
3km近く歩いたころ、低地の田圃から坂道を登って北総台地へ出た。 昨日は砂塵が舞って目も開けられない状態だったが今日はほんとに心地良い。
畑が広がる台地を横切り、入り組む谷津に降りて行く。 そういえば今日の風は昨日とは全く逆に吹いている。 これならカタクリの咲く斜面は里山に遮られるので冷たい風に晒されずにすむから間違いなく咲いているだろうなあ・・・と思いながら歩いてゆくと、咲いてる咲いてる!
今日も空気が冷えてるので未だつぼんでるのもあるが昨日よりはましだ。
花びらを後ろにまとめた姿はやっぱり良い!
群れの中に一際色が濃い花が咲いている。
キツネノカミソリの若葉があちこちに出ている。 この瑞々しい緑の葉は目に心地よいものだ。 そんな若葉の中ではカタクリの花も一際優雅に見える。



今日は思い切って来て良かった。 山坂を越えて歩いた距離は7km近く、空気が冷たかったので汗もあまりかかずにすんでほんとに助かった。