2006年3月21日火曜日

町並みの花々

今日は暖かくて心地よい春の一日となった。 でもキューバと日本の野球が気になってTVの前に釘付け。 最初の得点で逃げ切れるかと思いきや、さすがにしぶといキューバの攻撃に手に汗握る好試合。 最終回の素晴らしい攻撃で突き放して日本が優勝! ほんとに凄いの一言に尽きる。

喜びに浸った後、今日の暖かさでいろんな花が爆発してるに違いないと町を一回り歩いてくることにした。

屋並の小径を歩いていたら、塀の向こうに見事なが咲いていた。
成田街道旧道の坂道を登って行くと、行く手の家のレンギョウハクモクレンが見事に咲いている。
その家の入り口には見事なユキヤナギが文字通り雪を被ったように咲いていた。 この家のユキヤナギは日当たりのせいか他より早いみたいだ。



天気が良かったこともあってか、夕暮れ前の道路はいつに無く車が渋滞していて、歩く方が車より早いくらい。
毎年咲き出すのを楽しみにしている道路脇の大きなハクモクレンのところにやって来た。

 見上げるともう見事に咲き始めているではないか! ほんとに季節の進むのが急に早くなった感じだ。




先の信号から大きな農家の生垣が続く脇道に入る。

 しばらく行った時、生垣の下で咲いているオオアラセイトウの花に出会った。 ショカッサイともハナダイコンとも呼ばれるこの花を見ると、春が始まったばかりというのになんかもう初夏がそこまで来てるような気がしてしまう。
斜めの陽が差し込む道路わきの草むらにちいさな赤い花を見つけた。 やっと出会えたカラスノエンドウだ! このところ未だか未だかと柔らかそうな小さな葉が茂った草むらを覗きながら歩いていたが、今日の暖かさで遂に咲き出したようだ。 春先はこの花に出会うのが楽しみである。
畑の脇で今度は米粒のように小さな紫の花を見つけた。 これも今年最初に出会ったキュウリグサだった。
だいぶ陽が傾いてきたのでこの小さな花を撮るのに一苦労。 家に帰って現像してみたらまともに写っていたのはこの一枚だけだった。