2006年2月28日火曜日

サクラソウが咲き出した!

もう2月も終わり、明日から3月だというのに今日は又冬がぶり返し、昨日までの暖かさでこの辺りの梅が一気に開花するのでは・・と思ったのもつかの間、嘘のように寒くなってしまった。 

庭のサクラソウの蕾はどうしてるかと気になって見てみると、鉢の一株が寒そうに花を付けていた。
サンシュユの方はどうなっているかなあ・・・と見てみると、こちらの花も恐る恐る顔を出し様子を伺っているように見える。
ふと見ると、何の花もない花壇にはチューリップの新芽がこの寒さをものともせず力強く顔を出していた。

2006年2月26日日曜日

雨が降る・・

春を招いて雨が降る。 これまでと違って今日の雨は寒くない。

庭の梅ノ木にはこんな雨降りでもりんご目当てにヒヨやムクやこのメジロ達がやってくる。 
我が家の庭の賑わひもこの辺りの梅の花が咲き揃うまでなのだが・・・。

2006年2月25日土曜日

ようやく春が・・・

川村美術館の自然園にもようやく春がやってきていた!
今月初めに訪れた時は未だロウバイがちらほら咲き出したばかりだったのだが、 

今日は予報でお出かけ日和と言っていたので出掛けてみると、ロウバイは既に満開になっていた!
前回はまだ小さな蕾しか付けていなかった園内の森の福寿草は、既に大きく育って木漏れ日に輝いていた。
毎年楽しみにしている雪割草を探してみると、 そこここに小さくて可憐な花が顔を出していた。 
越後の山に自生する「ミスミソウ」を見たいのだがとても無理、 ここの雪割草でその雰囲気を想像するのだがどうだろう・・・。
雪割草を眺めながら森の小径を歩いていたら、植えられている節分草に出会った。 この花の雰囲気も又好きなのだ。 今年は遅れているようだが、栃木の星野の節分草は例年ならもう見ごろ、埼玉の両神は来月に入ってからだろうかなあ・・・と思いを馳せる。

天気予報では晴れて暖かくなって行楽日和と言ってたのに、晴れたのは朝のうちだけ、雲の方が多くて歩いていると風が結構冷たかった。 うすら寒いくらいの陽気に早々にそこを引き上げ帰途に着く。

家に入ろうとした時、玄関前の植え込みに何か白い蕾があるのに気がついた。 ここはクリスマスローズを植えてる場所。 いよいよ咲き出したか!としゃがんで覗き込む。 咲き出す花は嬉しいが、足元で下向きに咲くこの花は眺めるだけでもくたびれる。

2006年2月23日木曜日

藪椿にやっと対面

珍しく今日も昨日に続いてよい天気だった。 
天気が良いならウォーキングしなきゃ!・・と、奥方と連れ立って近くの田園散策に出掛けることにした。 今日は昨日より気温は低く歩くにはちょうどいいかなあと思って出掛けたが、昨日より湿度が高かったせいかしばらく歩いているとやっぱり汗が滲んできた。

田圃を抜け、蕾を一杯つけた大きな藪椿の茂る里山の小径に差し掛かった。 見ると幾つか花が開いているのもある。 今年最初の藪椿との対面だ!
真冬のこの時期、里山の藪椿を見るのが好きなのだが、今年はだいぶ遅れているようだ。
どういうわけか、濃い緑の中に咲く椿の花を見るとどこか懐かしくもあり、心が落ち着くような気がしてならない。

2006年2月22日水曜日

今日は気温が急上昇!

天気予報で今日は暖かくなるとは言っていたが、朝からどんより曇り空。 ほんとに暖かくなんるのかなあ・・と半信半疑でいたのだが、午前十時を過ぎるころになるとようやくお日様が顔を出し始めた。

こうはしていられない!とばかり田園散策に繰り出してみると、上着が要らぬくらいの暖かさ。

農家の前ではお日様を一杯に受けた福寿草が眩しいばかりに輝いていた。
暖かい日差しを受けて山際の小径を行くと、花を一杯にひろげたフキノトウに出会った。
初めて出会ったのにもうこんなに開いているとは・・とちょっとびっくり!


もう春の草花もだいぶ咲きそろってきたようだ。 とりわけ南向きの山際の道端はもうすっかり春爛漫。 

ホトケノザオオイヌノフグリを従えて誇らしげに咲いている。
この小径では、ヒメオドリコソウオオイヌノフグリハコベを従えてあちこちに咲き出していた。





もう1時間近く歩いたろうか、額や背中が汗ばんできた。 どうしてこんなに極端に気温が変わってしまうんだろう、もうすこしゆっくりして欲しいなあ・・・などと勝手なことを思ってしまう。
ふと農道の行く手に目をやると、道端の土手がなんとなくブルーに見える。 あれはもしかしてオオイヌノフグリでは!・・・と路を急いで行ってみると、

間違いなくオオイヌノフグリの大群落だった。
これは凄い! これだけ群れてるのは初めてだ!・・としばしその光景に見とれてしまった。

2006年2月21日火曜日

花の蕾が膨らんできた!

今日も又一日中陰鬱な空だった。 このところなかなかお日様の顔が拝めない。
こんな天気では初春の野に出て春の草花を捜し歩く気にもならず退屈このうえない。

ふと1週間ほど前にプランターの中で育っていた桜草の葉の奥に小さな蕾を見つけたことを思い出し覗いて見たら・・

あの蕾はもう葉の上3cmほどに伸びていた。 蕾の中にはピンクの花がうずくまっている!
近くに植えてあるボケを見ると、こちらも丸々と蕾を膨らませ始めていた。
なにやら細い枝を広げた小さな樹にも、小さな蕾が一杯付いている。 奥方に聞いたらこれは数年前に植えたブルーベリーの樹だそうだ。 未だ樹が小さくて果実の収穫は殆ど無いらしいので、こんな樹があったとは知らなかった。
そういえば僕の好きなアカヤシオはどうなってるかなあ・・と蕾を探してみたが、蕾は数個しか付いていなかった。 今年は花の数が少なそうで残念だ。



我が家にもサンシュユの樹が植わってるのだが、毎年蕾はけっこう一杯付けるのに日当たりが悪いせいかこの辺りでは開花が一番遅い。 

今年も蕾は結構あるなあ・・と眺めていたら、なにやら黄色っぽいのがあるではないか! よく見ると既に花が覗き始めているのだった。 




やっぱり春は間違いなく近くに来てるんだ・・・と嬉しさがこみ上げる。

2006年2月17日金曜日

雨にも負けず・・・

昨日は雨、今日はどんより曇ってうすら寒い退屈な一日となった。
こんな天気でも我が家の庭には野鳥が入れ替わり立ち代りやってくる。 

スズメが群れでやって来て、キジバトもやってくる。
さっきまでムクドリが落ちたりんごをついばんでいたと思ったらいつの間にかヒヨドリがムクドリに取って代わってその場所にいる。
しばらくヒヨドリがいたと思ったら、いつの間にかメジロがやってきてりんごをついばみ始めた。





小鳥の間で何かルールでもあるのか、 喧嘩をすることもなく次々に交代しているように思えるのは気のせいか・・・。

2006年2月15日水曜日

早春のポカポカ陽気

今日はほんとに暖かかった・・というかむしろ暑いくらいの陽気だった。 いつもの防寒着を脱ぎ捨てて散策に出掛けたが、それでも汗が滲み出た。

カワセミを求めて先ずやって来た町外れの用水路、この暖かさに岸辺の柳が心なしか萌え始めてきたようだ。
今日もカワセミの姿は無かった。 去年の暮れに出会って以来今年はまだ全く見かけないなあ・・と覗き込んだら、突然目の前からコサギが飛び出して対岸に逃げていった。
田圃の中の畦道の先に、タネツバナが固まって咲いていた。






そうだ、遅れていたあのお寺の前の紅梅はこの暖かさで咲き出したかも・・と気になりだして行ってみた。

あれー、遠目には未だ花が咲いてるようには見えないが・・・、と近くに行ってみると数輪の花が咲き出したところだった。 でもこの時期にようやくこの程度とは驚きだ。
この暖かさが数日続けば一気に咲き出すに違いない。

梅の開花を確認したらなんか一安心した気分になって再び田圃の畦を歩きは始めた。
田圃の畦の日溜りは、やっとオオイヌノフグリが花盛り。 あちこちにブルーの星が輝いていた。





オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ナズナ、タネツケバナ・・・早春の草花がだいたい出揃ったが、も一つヒメオドリコソウに出会ってない。

どこかに咲き出してるはずだが・・・と目を凝らしながら歩いていたら、やっとこの花が見つかった。
谷津田の奥の田圃にカラスが群れていた。 そういえば先ほど戻ってくるトラクターに道を譲ったが、田起こしした田圃に群れているのだ。 このあたりのカラスは嘴が細いのでたぶん「ハシボソガラス」に違いない。 それにしてもずいぶん集まったものだ!

田圃の端に小さな茶色い鳥が見えた。

少し近くに行って見てみようとすると、ぴょんぴょん跳ねながら逃げてい行くこの鳥は「ツグミ」だった。 暖かくなったせいか、ツグミもようやくあちこちで見かけるようになってきた。


里山の縁を歩いていると、小さな鳥が田圃から山の林に逃げ込んでゆく。 どんな鳥なんだろう・・と気になるのにすばしこくてなかなか見れないなあと思いながら、数羽の鳥が逃げ込んだ雑木林に目を凝らして見ると、木の小枝にとまったスズメくらいの小さな鳥が目に入った。
よく見るとこれは「カシラダカ」だった。
干拓田の葦原でしか出会ったことが無かったこの鳥が谷津田の奥にもいるんだ!と初めて知って大感激。

2006年2月14日火曜日

泉自然公園にも遅い春

今日は一段と暖かになったので、久しぶりに泉自然公園に行ってみることにした。 
途中は車の窓を開けると風が心地よいくらいの陽気。 公園に着いてみると、まだ春の花が少ないこの次期に訪れる人は少ないのか、泉自然公園の駐車場は閑散としていた。

急な坂道を一旦菖蒲田に下り、対岸の山径を登って直径3~4cmのモミジバフウのイガクリのような実が一面に散らばる寒々とした外来樹の森に出た。 北米から中米原産のこの樹は姿からは想像も付かないマンサク科の樹なんだそうだ。

鴨などの水鳥がいる池に降りてみることにした。  池に向かって森の中を歩いていたら、頭上の高い樹の梢を鳥が飛び交っているのが目に入った。

 一羽が杉の枝にやって来て、逆さになって盛んに枝を突っつき始めた。 コゲラだ!
公園の池の周囲を巡る小径はポカポカと暖かく、上着を一枚脱がずにはいられなかった。 これは間違いなく春の陽気だ!
近くのベンチに腰掛けて池を見回してみた。 だが静かな池の周辺には春の気配は未だ見えない。

しばらくベンチに座っていた。 ポカポカと暖かい陽射しが心地よい。

やおら腰を上げた。 そろそろ帰ろうか・・と池の縁の急な山径を登りきると、

前方に黄色く光る潅木が目に入った。 どうやらロウバイの樹のようだ!
近くに行ってみるとそれはソシンロウバイの花が咲いているのだった。 広い公園のこんなところに、それも1本だけ。 せっかく咲いているのにこれではなかなか気づかれないに違いない。

2006年2月12日日曜日

日溜りの春の草花

今日は天気は良いけど風が強かった。 こんな日はどうしても家に閉じこもりがちになってしまう。 
そんなことだから余分な体脂肪がちっとも減らないのだ・・・と意を決して近くの谷津田に散策に出かけることにした。

何処にも春の気配が見えない谷津田は冷たい風が吹き付けて、自然と足は風の通らぬ山の陰に向かう。
日当たりの良い田圃の畦で、群生しているオオイヌノフグリが一斉に花を咲かせてるのに出会った。 
空の星のように群れて咲くこの花はほんとに綺麗で見とれてしまう。



風の当たらぬ谷津田の奥の日溜りを歩いていると汗ばむ位の暖かさだ。 考えたら用心して真冬のように重ね着してるのだから無理も無い。

今度はホトケノザの群れに出会った。 遠目には何も無いように見えるが、よく見ると結構咲いているものだ・・・と嬉しくなる。
近くに小さな白い花が咲いているのを見つけた。 タネツケバナだ! 
別に珍しくも無いのだが、今年最初に出会った記念すべきタネツケバナなのだ。
谷津田の奥まで来てしまった。 ここは山陰になっていて、急に寒さが身に浸みてきた。
見ると日陰の田圃に氷が張っていた。 やっぱり春本番は未だ遠いなあ・・・。

2006年2月11日土曜日

春の草花

今日は霜が降りる寒い朝だったが、お日様が昇るにつれてポカポカ陽気になってきた。
こんな陽気に家でじーとしてるのはもったいないと、わざわざ田圃の中を2kmも遠回りして近所のスーパーへ奥方の買い物のお供。
オオイヌノフグリしか出会っていなかった田圃の畦にホトケノザの小さな花をついに見つけた。 おー 咲き出したぞ!と小躍りしながら畦道に這いつくばってシャッターを押す。
一つ見つかると次々に見つかるようになる。
小さなこの花、まるで人の顔のようだ。 二人並んで楽しそうに笑ってる。
すぐ近くに小さな白い花が固まって咲いているのも見つかった。 これはナズナだ!

いよいよ春の草花が一斉に咲き揃うのももうすぐのようだ。 毎年同じ繰り返しだけど、どういうわけかやっぱり春はうれしいなあ・・・。

2006年2月10日金曜日

待ちに待った梅の花

今年の冬は例年に無く寒さが厳しい。 いつもならこの辺りにはとっくに咲き出してるはずの梅の花に未だ出会っていないのだ。
今日は週一回の通院日だったが、天気が良かったので梅の花を求めて先日の雪がまだ消え残る宗吾霊堂に寄り道。
裏手の大きな梅ノ木を見上げると、梢の先に白い蕾がたくさん付いている。 ようやく梅が咲き出しそうだ・・・と嬉しくなってきた。
よく探してみると、もう既に開いている花も見つかった。 今年最初に出会った梅の花だ!
もっと咲いてないかなあ・・と別の樹を探してみたらもう一つ咲いてる花が見つかった。
やったー、今日ここでやっと春を見つけたぞ! ようやく忙しい春が始まるんだ。
本堂脇の小さなお堂のお地蔵さんも、春の陽射しを受けて微笑んでる。