2006年1月27日金曜日

ネコヤナギ

年が明けて以来、時々庭のネコヤナギの様子が気になって見ていたのだが、今年は例年に無く花が咲くのが遅いなあ・・と思っていた。

今日、ふと思い出して庭のネコヤナギの様子を見てみたら、幾つか可愛い綿帽子が顔を出していた! 





毎年この綿帽子が顔を出すのを楽しみにしているのだが、去年はどうだったかなあ・・と記録を調べたら、初撮りは1月17日だった。 ということは今年は寒さで10日も遅れてるんだ!

2006年1月26日木曜日

今日も良い天気、所用で出掛けたついでに風土記の丘に行ってみた。 ところがこの公園は土曜日に降った雪の影響なのだろうか休園になっていて入れなかった。

仕方なく坂田が池の駐車場に行って車を停め池を眺めてみると、半分近く凍って狭くなった水面に鴨がひしめいている。
先日ミコアイサを見かけた枯れ蓮の林の方に行ってみたがミコアイサの姿は無く、マガモやオオバンの姿ばかり。

枯れ蓮の中ではじーっと獲物を狙う「ダイサギ」の姿があった。
更に奥の枯れ蓮の茂みには「アオサギ」の姿もあった。 先日も20cmはあろうかと思われる鮒を捕らえたアオサギがほおばりきれずに落としてしまったのを目撃して可笑しかったが、それにしてもこれらの漁の名人はなんと鋭い目つきなんだろう!

「釣り禁止」の看板にもお構いなしに釣りをする無法者も後を絶たない位、この池は鷺の大好物の魚が多いようだ。

2006年1月25日水曜日

葦原の探鳥

今日も青空の良い天気。 朝方は放射冷却でかなり冷えたが、陽が昇るにつれて気温が上がり、屋根の雪が解けて雫がポタポタ落ちるころ、今日も又印旛干拓田に小鳥を見に行くことにした。
今日最初に葦原で出会ったのは可愛い目をしたモヒカン刈りの「カシラダカ」だった。
次に出会ったのは車に驚いて葦原に逃げ込んだ「ホオジロ」だ。




今日はぜひとも「アオジ」に会いたいと、いつもこの鳥を見かける場所にやってきた。
遠目に道端で餌をついばむ群れが見えたのでゆっくり近づいて行ったのだが、20mくらいの所に来たとき一斉に草むらに逃げ込んでしまった。
しばらく動かずにいたらやがて姿を現したが、遠くて良く見えない。 もっと近くに来てくれることを願ったが一向にその気配は無かった。
アオジはちっとも近くに来ないのでそこを切り上げて移動。
しばらくして又葦原で鳥を見つけた。 良く見るとカシラダカでもないし、昨日出会った「オオジュリン」らしき鳥とも違うようだ。 羽の表が見えないが、尾羽の付け根が黄色みを帯びていることから、この鳥はどうやら「カワラヒワ」の可能性が高そうだ。

葦原の中だったり遠かったりで今日の写真はどれもピンボケの失敗写真ばかりだったが、昨日に続いて今日も新たな鳥に出会えたのは幸運だった。

2006年1月24日火曜日

干拓田の雪景色

久しぶりの大雪に、町の道の両脇は雪かきの山になっている。 日陰は昼間も凍って歩くのにも一苦労だ。 
こんな時、印旛沼干拓田はどうだろう・・と見に行ってみた。

広い田圃の雪景色を見るのは当地に来て25年近くにもなるのに初めて!  やっぱり雪に覆われ田圃の向こうの筑波山を見るのは又一味違う景色である。
自然に出来た雪の紋にも又感動!
眩い水路の向こうにわが町が見える。 雪があるとこの風景もいつに無く新鮮にみえてちょっと感動的。
雪がしばらく消えそうにない干拓田の葦の茂る水路沿いを行くと、彼方に筑波山がくっきりと見えていた。




葦の中に小鳥が見え隠れしているので車を停めて目を凝らした。

スズメくらいの小さな鳥はカシラダカかと思ったが、よく見ると頭はモヒカン刈りではない。 これは一体何だろう・・・と図鑑を調べてみたらどううやら「オオジュリン」という鳥に似ている。 この鳥も葦原に住むと書いてあるが、今回初めて目にする鳥かもしれない。

葦原脇を更に行くと今度は近くに小鳥が居るのが見えた。 今度は間違いなく「カシラダカ」。 葦の林からなかなか姿を現さないこの鳥を撮るのはほんとに難しい。
鳥撮りを諦めて帰りかけたとき、車に驚いて飛び立った大きな鳥が水路の対岸に降り立った。 これは精悍な目つきのアオサギだった。

2006年1月22日日曜日

久しぶりの雪景色

一夜明けた今朝は抜けるような青空。 予想以上に積もった雪がわが町酒々井の景色を一変させていた。
滅多に無いこの雪景色を記録に残しておこうと、町並みを見渡せるJR成田線のトンネルの上にやって来た。
いつもはごちゃごちゃとした感じのわが町も、こうして雪を被った景色は意外に新鮮で綺麗である。
この辺り、思いのほか積もっている。 20cmはありそうだ。 昨日一日中降ってはいたがこれ程とは思わなかった。
近くにある農家の柿の木が雪を付けていつに無くたくましい。
未だ雪が凍って歩きにくい。 時折ガシャガシャと音を立てながら走る車に気をつけながらお寺の前にやってきた。
お寺の境内を覗いてみると、並んでいるお地蔵さんがふかふかの白い帽子を被って日向ぼこをしていた。
役場前の通りはまるで雪国のようだ。 雪を載せた木々が青空に映えて綺麗だった。

2006年1月21日土曜日

今朝起きたら雪だった。 何時ごろから降り始めたのか、あたりはすっかり白くなっている。
こんな本格的な雪は久しぶり、大粒の雪が一日中降り続き、夕方には我が家のカーポートの屋根にも10cm以上の雪が積もっていた。

2006年1月20日金曜日

見慣れぬ鳥

昨日風土記の丘に行く途中、田圃で見慣れぬ小鳥に出会った。 遠くで見たときはツグミかと思ったが、近寄ってゆくと色が地味で全く目立たない。 尻尾をピョコピョコしながら歩く姿はどこかセキレイにも似ているが、こんな色のは図鑑でも見たことが無い。
今朝図鑑と写真を見比べていたら、似たような鳥が見つかった。 それはスズメ目セキレイ科の「タヒバリ」だった。
この鳥が田圃にいたら目立たない。 初めて見たのもうなづける完璧な保護色だ。

今日は天気が悪くなる予定だった。 だから家で静かにしてようと思っていたのだが、一向に悪くなる気配が無い。 午後になっても風も穏やか、この陽気に誘われて又ちょっと田圃を一回りしてこようと、中央水路の北端までやってきた。 その時、遠くの電柱に茶色っぽい塊が乗っているのを見つけた。 あれはきっと猛禽に違いない・・と早速近くに行くことにした。 
車が入れぬ場所だったので歩いて近寄ってみた。 あと50m位だろうか、見晴らしが良すぎてそれ以上近寄れないと思いカメラを構えた。 ファインダーの中に揺れる鋭い嘴のシルエットはまぎれも無い猛禽だが、この前見た「コチョウゲンボウ」とはどことなく感じが違うようだ。
もう少し近くに寄れないかなあ・・とゆっくり歩き始めたとたん、気付いた鳥は羽ばたいて宙に舞っていた。
懸命に鳥の飛ぶ姿を追ったのだが・・・、 あっという間に遠くに飛び去ってしまったのだった。

後でこの鳥の名を友達に聞いてみたら、「ノスリ」という猛禽であることが分かった。 比較的生息数が多いので、この辺りで飛んでるのを見かける猛禽はこの鳥かもしれないなあ・・と思った。

2006年1月19日木曜日

坂田が池の水鳥(ミコアイサに初対面!)

冷たい北風が強かったが今朝は朝から快晴の良い天気。 明日以降しばらく天気が悪くなる予報だったので、出かけるなら今日しかない。
ふと、以前友達から風土記の丘の坂田が池で撮ったという「ミコアイサ」という可愛い鴨の写真を貰ったことを思い出し行ってみることにした。
池の端の駐車場に車を停めて早速湖面を眺めると、鴨の群れが泳いでいるのが目に入った。
一目見たときは「マガモ」かと思ったが、よく見ると嘴が平たい「ハシビロガモ」という鴨だった。 こんな鴨を見たのは初めてのような気がする。
対岸の岸辺でも水鳥が群れて泳いでいるが遠くてよく見えない。 お目当てのミコアイサは白い鳥なので、白い鳥がいないか探したが目に付いたのは黒っぽい鳥ばかり。 何だろうと近くに行ってみると、それは「オオバン」が群れているのだった。

坂田が池は結構広い。 駐車場から歩いて浮橋に行ってみると枯れた蓮の茂みで泳ぐ白い鳥が目に入った。 もしかしてあれが「ミコアイサ」かも・・と400mmズームにX2エクステンダーを付けて覗いてみるとまぎれも無くそれだった。 それにしても遠すぎる!

もう少し近くで見ようと、池を半周して対岸の木立に入ってみたがあまり大差はない。 何とかならないかなあ・・と思案してたら、いつの間にかミコアイサは枯れ蓮の茂みの外に出ていた。 
パンダのような模様の二羽のオスが、頭が茶色い一羽のメスと一緒とはどういう関係なんだろう・・などと妄想しながらシャッターを押したのだった。

2006年1月17日火曜日

今日も野鳥探索

朝起きると雨が上がって曇り空。 東の空が明るんで今日は晴れそうな予感がする。案の定10時過ぎから陽が射してきた。 日曜日、白鳥を見た帰り道でカシラダカを撮り損なったことを思い出し、早速探しに行ってみることにした。
干拓田の水路脇をゆっくり車を走らせていると、時折近くからホオジロが飛び立って行く。 この辺り、この鳥だけはよく目にする。
その中の一羽が先方の潅木にとまったので400mmズームに2xのエクステンダーを付けて撮ってみた。




この前カシラダカを見た葦原脇にやってきた。 鳥の気配が無い。 しばらく車を停めて様子を伺ったが現れないので移動する。
ふと前方で雀のような群れが葦の中を飛び交っているのが見えた。 ゆっくり近づいてみると気配に気づいて葦原の奥に隠れる鳥の姿は雀ではなくてカシラダカだ。
葦を透かして目を凝らすと、一羽だけかろうじて姿が見える。 早速レンズを向けて撮ってみた。 この写真が初めてその姿をまともに捉えた記念すべき一枚だ。



次はアオジを探してみようと、 先日見かけた場所に行くことにした。
農家の脇から農道に入ったとき、その農家の庭先から小鳥が飛び立って50m先の畑の小さな木にとまったのが目に入った。 そーっと近くに行ってみると小枝の中にさっきの小鳥がとまっていた。
レンズを通して覗いてみるとその鳥は百舌だった。 小枝が邪魔してピントが合わせ難い。 だめもとで撮ってみたのだが思いのほか百舌の表情が写っていた。



先日アオジを見かけた中央水路の北端にある機場にやってきた。 この周辺の葦原ではアオジやホオジロをよく見かけるのだが、 今日はその気配が全く無かった。 しばらく様子を見ていたが諦めて、水路沿いに家路につくことにした。
途中、何度も百舌を撮った場所にやってくると、今日もあの鳥が潅木の梢にとまっていた。 今日は2xのエクステンダーを付けているので焦点合わせはマニュアルでやるしかない。 ピントを合わせてみたら画面いっぱいにその姿が映っていた。

2006年1月15日日曜日

本埜村のコハクチョウ

今日はいつに無く暖かい陽気だった。
このポカポカ陽気に誘われて本埜村の白鳥飛来地を訪れた。 ここに来るのはコハクチョウ
今年はすでに1000羽を越える白鳥が来ていると、いつも近隣の野草や小鳥の写真を投稿してくれる方に教えてもらって来てみたのだが、今日は日曜日とあって、広い田圃が広がる飛来地にはこの白鳥見物の人々が大勢繰り出していた。
平成4年、6羽の白鳥がやって来て以来、餌付けが成功して今月7日には1021羽が観測されたと本埜村のホームページに書いてあった。
その飛ぶ姿はさすがに優雅で美しい。
最初のころとはうって変わって水を張った田圃は数倍に広げられ、その田圃を埋め尽くすかのようにコハクチョウが群れていた。
コハクチョウに混じって綺麗な模様のおびただしい鴨がいた。 この鴨、オナガガモという種類のようである。
この模様が綺麗なオナガガモ、冬鳥として日本各地に沢山やってくるらしいが、実際に見るのは初めてかもしれない。
外に何か鳥がいないかなあ・・と見回してみると、対岸にじっとたたずむアオサギの姿があった。

鳥たちには朝7時と夕方4時に餌を与えるそうだ。 その時間帯に来ればもっと近くで見ることが出来るに違いないのだが、暖かい陽気のこの時間帯は遠くで気持ちよさそうに昼寝する鳥の姿が多かった。

2006年1月12日木曜日

寒さも一段落

今日は昨日にも増して穏やかな一日だった。 あまりの寒さにぶり返していた風邪も今日は幾分治まり咳もあまりでなかった。 気分良くなって早速印旛干拓田の野鳥を探しに繰り出した。

見るべき花も無いこの時期は田園の冬鳥と会うのが唯一の楽しみなのだが、これが又なかなかどうして見つからない。
車の音に冬枯れの葦原からいっせいに飛び立つて潅木にとまったのはの群れだった。
水路沿いを行くと、枯れたセイタカアワダチソウの上に鳥が居た。 この辺りを縄張りにして数日前にもここで出会った百舌に違いない。 
この鳥、冬枯れの田圃で何を食べているのだろう。 バッタもイナゴも見当たらぬというのに・・。

遠くの枯れ草の脇で黄緑の羽に黒い縞模様のアオジの姿が見えたのでシャッターを押したが小さすぎて良く写っていない。 近寄るとすぐに葦原に逃げ込んでしまい見失った。 何度か姿を現しては又葦原に隠れてしまい、結局まともに撮れたのは一枚も無かった。
アオジを諦めてふと見ると、農道にじーっと立ちすくすホオジロの姿があった。



鳥撮りを切り上げて帰宅。
窓辺を見るとつがいのムクドリが代わる代わるりんごをついばんでいた。
ムクドリが飛び去ったと思ったら今度はメジロがやって来て、僅かに残ったりんごをついばんでいた。

2006年1月7日土曜日

百舌

久しぶりにお日様に出会った。 やっぱりお日様はありがたい。 
午前中気分よくなって散歩に出かけたのだが、空気はやっぱり冷たかった。 それでも北風の当たらぬ里山のふちを歩いている分にはぽかぽかと心地よい。 
2時間近くカメラを背負って歩いたが、めぼしいものが見当たらず一枚も写真を撮らずに終わってしまった。

午後、それでも何か撮りたくなって車で印旛沼干拓田に冬鳥を探し行ってみた。 でも見渡す広大な干拓田に鳥の姿は全く見えない。
オオバンが泳ぐ中央水路の北端にやってくると、ここも半ば凍てついていた。 こんなことはこれまで見たことも無い。
水路脇をゆっくり走っていると、なにやら甲高いキッ!キッ!という声がした。 傍らの潅木の梢で百舌が鳴いていたのだった。 




ゆっくりと進んでゆくと時折道端から小鳥が飛び立って葦原に身を隠す。 姿形からホオジロだと思うのだが、しばらく車を停めて待ってみても一度も姿を見せてはくれなかった。

2006年1月6日金曜日

庭の常連も寒そう

今日もまた、ほとんど一日どんより曇った寒い一日だった。 このところすっきり晴れる日が少なくて手持ち無沙汰でたまらない。 

ぼんやり窓の外を眺めていたら、
このところ餌があるのを覚えたのかしばしばやって来るギジバトが盛んに餌をついばんでいた。 
あまりに大きいこの鳥がやって来ると、雀やメジロの分までみんな平らげてしまいはしないかなあ・・とちょっと迷惑な気分になってくる。
でもキジバトは木の枝に刺したりんごには目もくれない。 そこにやって来たのはりんご好きなヒヨドリだ。
そのヒヨドリは、瞬く間にりんごに大きな穴を開けてしうので気が気でない。 凄い食欲のこの鳥、メジロの分も残して欲しいのだが・・・。




ヒヨドリが去った後、しばらくしたらメジロがやって来た。
 相変わらずせわしなく動き回りながらりんごをついばんでいた。

この天気、見てるとなんとなくメジロも寒そうに見えてくる。

2006年1月3日火曜日

成田山初詣

2006年の幕開け。 1日、2日とどんより曇った正月だったが、今朝はようやく青空が現れ風も穏やかな良い天気になった。 昨日の雨でぬれた道路は今朝の寒さで凍てついていたが、この天気に初詣に出かけることにした。
電車は満員、成田駅を降りるとそのまま表参道へ人の波が続いた。
表参道の町並みが整備されたせいか、昔のように人の波に押されて進むほどのことも無くなったが、門前に向かう最後の下り坂はさすがに混んでいた。
山門へ来るとさすがに人でいっぱい。 狭い山門をくぐり、階段を登りきった本堂前は人であふれていた。
人波にもまれながら参拝を済ませた。 今年は初孫の無事出産を祈願
本殿に登る人の列は絶え間ない。
今年が良い年であるよう祈る人の波が多いか少ないか、 参道筋の屋台の賑わいも気になるところ。 

今年はいつに無く繁盛しているようだった。
成田名物の参道のウナギ屋も、参拝を終えた善男善女で賑わっていた。