2005年12月5日月曜日

晩秋の佐倉城址公園

冷たい雨が降り寒かった昨日とうってかわって今朝は青空の良い天気だった。
2週間前にこの佐倉城址公園を訪れた時、モミジの大木の梢の葉が茶色く枯れていたので今年は期待外れかもしれないなあ・・と思いつつも、あの時は未だ緑の葉も混じっていたので今どうなっているのか気になって見に行くことにした。
あの時、まっ黄色にそまっていた銀杏は既に大部分葉を落とし、周囲の地面が黄色い絨毯に覆われていた。
園内に足を踏み入れると直ぐ、一際鮮やかに黄葉したコナラが輝いていた。
谷間の大きなモミジの下にやって来た。 見上げてみるともう既に紅葉も終盤、茶色に枯れた葉の中に僅かに赤く染まった葉が陽の光に染まって見えるだけだった。
もうあまり訪れる人も無い大きなモミジの樹の下は、厚く積もった落ち葉で覆われていた。
ここ数年、ここのモミジは早い時期から梢の葉が枯れ始めるようになってしまい、昔のように樹全体が赤く染まるのを見ることが出来無くなったのはほんとに寂しい。 
おそらく樹の周囲が踏みつけられて水揚げが悪くなってしまったためじゃないのかなあ・・等と姥が池の方を眺めながら考えた。