2005年10月25日火曜日

房総風土記の丘と北印旛沼

今朝、所用で成田市に出かけのだが、あまりに綺麗な秋空だったので房総風土記の丘に寄り道した。 

園内の資料館前への桜並木はもう既に葉を落としていた。

資料館前に車を停めて辺りを散策。 半ば黄葉した樹が秋空に映えていた。
園内の林の中は今年も綺麗に刈り払われていた。 この分では何も期待できそうもないなあ・・・と思いながらも何か秋の花は・・と歩いていたら、古墳の山すそに薄紫の小さな花が一本だけ生えていた。 ツリガネニンジンだ。
車に戻りかけたとき、ふと山茶花の花が目に入った。 ここの山茶花はいつも早くから咲き始めることを思い出し足が止った。 木漏れ日に照らされたこの山茶花をこれまで何度見に来ただろう・・・。


昔は風土記の丘で秋の草花を見るのが楽しみだったのだが、草が伐り払われるようになってからは楽しみも半減。 早々にここを切り上げて北印旛沼へ行くことにした。

湖岸の道の途中で車を停め、土手を登ると明るい秋の空の下、広々とした北印旛沼が眼に飛び込んできた。 思わず深呼吸して眺めるこの光景がたまらなく好きである。


ここには多くの水鳥がいる。 今日は何がいるだろう・・とカメラの望遠レンズで探してみると、サギやカワウやユリカモメの姿があった。 以前ペリカンを見たことがあるのだが、ここ数年は出会っていない。

レンズを覗いていたら網を干す竹の杭にサギが飛んできた。