2005年9月21日水曜日

見頃になってたツリフネソウ

もう彼岸だ! 
ここ数年ヒガンバナがお彼岸が来る前に咲き出していたが、今年は珍しく季節どおりに咲き出してる。
 そういえば9月半ばになるとツりフネソウも咲き出すから今年はそろそろ咲き出してるかも・・・と急に気になりだして群生する近くの休耕田に行ってみることにした。

遠くから眺めてみると長年放置されている休耕田には蒲の穂や、白い花を付けて鬱蒼と茂ったかなカナムグライタドリが見える。
近くに行って見るとその中にツリフネソウのピンクの花が一斉に咲きだしていた。
休耕田の上の里山の縁の農道脇はツリフネソウの花盛り。 それでもまだ咲き出したばかり、変わった形の蕾も沢山付いていた。 
今年は何時に無く花の数が多いような気がする。
ツリフネソウ科ツリフネソウ属のこの花、花の跡の種に触れるとホウセンカのようにはじける。 そんなことからか、以前はこの花はホウセンカ科と分類されていたらしいのだが、なぜツフネソウ科となったのかは分からない。 ともかく変わった形で面白いし、近くのこの群生地に見に行くのが楽しみになってしまった。 丁度この時期はカナムグラやイタドリの花の季節でもある。

休耕田側からツリフネソウを撮ってみようとズブズブと水がしみ出る田圃に降りてみた。 この草むらになにやら小さなピンクの花が咲いている。 見るとこれは可愛いアカバナだった。 未だ咲き出したばかりで背丈も低く、未だあの独特の角のような種も出来てはいなかった。
スブズブした足元が気になって足場を選んでいたら近くに又小さな花を見つけた。 これは田圃の畦でお馴染のこれまた可愛いイボクサだった。 ツユクサ科イボクサ属のこの花の名が気になっていたのだが、なんでもこの草の葉の汁をつけるとイボが取れるといわれるかららしい。 ほんとかいな?