2005年6月18日土曜日

梅雨の間の里山散策

今日は久しぶりに梅雨空に陽が射した。 
この時期目立った花もない里山だが、折角晴れ間が出たから歩いてこようとかみさんと連れ立って散策に出掛けた。
さすがにこの時期、日が射すと暑い。 30分近く歩いて谷津田の辺にたどり着く頃には額から汗が流れ落ちてきた。
里山のクマノミズキの樹が白い花を付け始めていた。 ミズキの花に出会ってからもう1ケ月になる。 この花はこんなに遅かったのか!

ついこの前までミズキクマノミズキを混同していた。 この辺りで咲いてないのに山で咲いてるミズキを見て不思議でならなかったのだが、種類が違うことをしらなかった。
花の咲く時期が遅いのがクマノミズキだと最近知ったのだが、更に葉のつき方が違うことも分かった。 ミズキは互生、クマノミズキは対生なのだ。
クマノミズキは近くで見ると未だ花は咲き始めたばかりのようだ。 咲き始めたばかりの花にハナアブが群れている。
我が家の庭でホタルブクロガ咲き出したからこの辺りでも咲いてるに違いないと、里山の縁を歩いてゆくと、案の定傍らの斜面のあちこちに白や薄紫の花が姿を現した。
里山の坂道脇に綺麗に色付いた紫陽花が咲いていた。 もうこんなに綺麗な色になってるんだ!


ヤブミョウガの群落がある谷津田の奥の林に行って見た。 今頃ヤブミョウガはどうなってるんだろう・・と思ったからである。
その林の中にはまだその姿は無かった。 代わって一面に花を付けたドクダミが茂っていた。 ドクダミもまた良いものだ。