2005年5月11日水曜日

庭のオダマキ

昔山登りをしていた頃出会ったミヤマオダマキの清楚な美しさにあこがれて、二十数年前に友人からもらった紫のオダマキが毎年花を咲かせるのが楽しみだった。 一時期株が増えて喜んでいたのだが、このところ次第に姿を消して今年は全く姿が見えなくなってしまった。
それに代わって西洋種の丈の大きなオダマキが勢力を伸ばし、庭のあちこちでさくようになってしまった。 これはこれで花は綺麗なのだが・・・、あの優しい雰囲気が無いのがちょっと寂しい。
今日ふと窓の外に置いてある鉢棚を見たら、あの懐かしい青紫のオダマキが咲いていたのだ!  一体どうしてここにあるのかと聞いてみたら、家内の花友達がくれたのだという。
やっぱりこの色のオダマキがなんと言っても一番好きである。 そういえば礼文島でもこの色の花が咲いていたことを思い出した。





終りかけてた庭の花には既に実をつけ始めたものもある。
群れ咲くホウチャクソウの一部は既に花びらを落しはじめ、その跡に蘂を付けたままの青い実が付いていた。